汽水行き

隣の芝生は、すこぶる蒼い

Anker PowerCore Fusion 5000

 

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 いつぞやから、ミニマリストという言葉が世間に広まり始めた。

 僕はこの胡散臭くも魅力的な単語を、数年前にNHKおはよう日本の特集コーナーのようなもので初めて知った。番組では、ワンルームの部屋にマットレスがドカンと鎮座し、他にはほとんど物が無いという、僕にとっては衝撃的な映像が流れた。

 流行り物を毛嫌いつつ、とはいえ自分も潮の流れに乗りたいという感情を抱きがちな僕は、このとき少しミニマリストという物に憧れた。とはいえ、身の回り物を減らすということはその字面の何倍も難しく、結局今日も僕の部屋はたくさんの物で溢れかえっていて、先日行ったディズニーで買ったドナルドダックのサングラスが床に放置されている。

 お片付けが、ミニマリストへの第一歩なのかもしれない。

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僕がいつも持ち歩くセット。
付属の巾着に、バッテリー本体とLightning端子のケーブルを入れる。

 

商品名:Anker PowerCore Fusion 5000

価格:2,999円(現在はもう少し安い)
購入先:Amazon

 

 このバッテリーを買ったのは、2019年の8月。今この記事を書いている一年くらい前だ。ちょうど1年くらい使ったレビューとも捉えられる。

 ただ、レビュー記事なんてどこにでもあるし、僕の拙い文章カキカキ能力で劣化版を書いたって面白くない。僕なりのアプローチができるように頑張ろう。

 

 内容物は、本体と巾着、それと充電用のマイクロUSBケーブル。紹介するために買った物ではないので、箱は捨てたし写真ももちろんない。

 

外観

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正面から。ボタンを押すと、三つのLEDで残量を確認できる。

 

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ポートは二つ。
十分と思うか、足りないと思うか。

 

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容量は5000mAh。

 

 容量については、十分だと思う人もいれば、少ないと思い人もいるだろう。

 少なくとも、僕の中ではモバイルバッテリーは補助役であり、外出先でのピンチを避けるための物だと認識しているので、十分足りる。

 反対に、外でも家と同じように動画をみたりゲームをしたりする人、携帯を充電し忘れて寝てしまいお出かけを迫られる人、モバイルバッテリーを使った日に帰ってから充電するのを忘れてしまう人には、5000mAhという容量はあまりおすすめできないかもしれない。

 つまりはひとによりけり。

 

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充電中の様子。
MicroUSB端子からの方法と、コンセント直接の方法が選べる。

 この商品の一番の特徴が、「コンセントに刺すUSB充電器」と「モバイルバッテリー」が一緒になっている点である。かくいう僕も、その1点のみに惹かれて購入した。
 なにしろ、以前使っていたモバイルバッテリー、容量これの二倍あったもんで。ある意味、スペックダウンしたものを買ったと言うこともできるかもしれない。

 二つが一緒になっていることに、価値を見いだせるかどうかも人それぞれだろう。充電器とバッテリーを一緒にもちあるけばいいという人、そもそも外でコンセントに刺す必要がないだろと言う人、もしくはどっちもな人。これらに反論する意見を、購入して一年経つ僕も持ち合わせていない。

 

 多機能な物がもてはやされるというのは、よくあることだろう。今やレンジとオーブンが一緒になるのは当たり前だし、最近はコンピューターが勝手に調理してくれる機能が付いている物もあるらしい。
 テレビだって、今までは区別されていた「テレビ」と「インターネットコンテンツ」の両方を、テレビだけで楽しめるようになってきている。十徳ナイフだって、この類いなのかもしれない。

 その点、このバッテリーは蓄えた分で充電する機能と、使わないで充電する機能がある。モバイルバッテリーやUSB充電器という概念の中では、両者が合わさるだけでも多機能と言っても大げさでは無いだろう。そういうところに、僕は惹かれたのかもしれない。

 

 でも、もしかしたら、僕はまだ心のどこかであのとき心をときめかせた、「ミニマリスト」に憧れ、モチモノを減らそうとしていたのかもしれない。

 それは、自分でも気がつかない方がいいだろう。なんか恥ずかしいから。

 

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 このバッテリーを買った次の週から、旅行に出かけた。旅行にはいつも必ずモバイルバッテリーとUSB充電器を持って行っていたので、荷物が減った。たくさんあるうちの2が1になっただけといえば、おしまいよ。

 とはいえ、その効果は侮れず、なかなか快適である。そもそも僕は旅行用のUSB充電器という物を持っていなかったので、毎回部屋のコンセントに刺さる充電器を取り外して持って行っていた。外すだけとはいえ、いろいろな機器とつながっているためなかなか骨が折れる。4つもポートがあったのも、骨折に追い打ちをかけてきていた。

 

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iPhoneAirPodsくらいしか充電する物を持ち歩かないので、ケーブルが一本で済む。これは、バッテリーのおかげでは無い。

 結局、4ポートの充電器は据え置きになった。パソコンの裏側の、手の届きにくいところに設置しているので、もう外に出ることは無いだろう。旅行中に4つ一気に充電することないし。

 

 大学に通うようになってからも、このバッテリーの良いところを見つけることができた。

 僕は大学にあまり友達がいない。一年の前期なんて、今以上に友達がいなかったことや空きコマが多かったことなども相まって、よく図書室に籠もっていた。

 図書室では勉強をすることもあれば携帯で動画をみることもある。大学の図書室には、パソコンを充電できるようにコンセントが備え付けられていることが多いので、このバッテリーを使えば、本体を消費せずに充電することができる。

 とはいえ、友達をたくさん作って、かつたまに図書館に行き、図書館では動画なんてみずに本読むか勉強した方が良い。

 高い学費を払ってもらって、なんで大学生になったんだい?

 

 

まとめ

 この商品を、結局のところ買ってよかったと思っている自分と、別に無くてもよかったなと思っている自分が、今もせめぎ合っている。

 実際、それほど買うのに悩むような値段ではないので、買ってみるという選択肢は間違いでは無いだろう。しかし、あくまでも「少し豊かになったかな」くらい。そんな商品だ。

 といっても、今から「このバッテリーはもう使っちゃだめです」と言われると、それはそれで落ち込む。そんな商品だ。

 結局のところ、この記事はただただ見ている人に対して「おすすめだよ!買いな!」と言いたいのではなく、あくまでも僕の持っている物を紹介するというスタンスなので、まとめが難しい。

 

 とにかく、百聞は一見にしかずといった具合。

 このバッテリーには他にもたくさん魅力的な機能があるのだが、あくまでも僕の使い方に沿って紹介しているだけなので、もっとディティールが知りたければ公式の商品ページを読んでみてほしい。充電の最適化やら、いろいろある。
 あと、新型も出ていて、そっちにはTypeC端子がありPDにも対応している。持っていない物は紹介しないというポリシーなので、ここにはリンクを貼らない。

 

 

 以上、僕と「Anker PowerCore Fusion 5000」についてでした。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 Written by Nozawa.   Photos taken with iPhone8 (Using ProCam App).

 

 書いてからしばらくして読み返してみたら、文章恥ずかしすぎてびっくりした。