だれでも、初めてのことを完璧にやり遂げるのはむずかしい。そう思いたい。
申し訳ない。誰に謝るというわけでもないが、僕は降りた。DWJR(Don't Wash Jeans Race)から。
ちゃんとしたジーンズが、やっぱり臭くなった。買ったタイミングがちょうど梅雨明け頃だったあり、汗ばむどころか滴るくらいの夏日に良く穿いた。
できるだけ炎天下に出るときには穿かないようにしていたが、それでも、近所のスーパーに少し自転車を転がすだけでジーンズが湿ったり、なんなら家にいてクーラーが効き始めるまでの間にも汗をかいたりした。
夏、しかもタイトなスキニー、さらにそこそこ汗を書きやすい体質という3重苦が揃ったジーンズのデビューは、少し失敗だったかもしれない。
もしも第2回ジーンズがあったら、1回目の反省を大いに活かそう。買うのは秋、穿いたら汗をかくことはできるだけしない。
そんなわけで、今日はジーンズを軽めに洗った。ファーストウォッシュと呼ぶかどうかは、選択後の雰囲気で決めることにしていたが、おそらくコレはファーストウォッシュではない。多分。有識者に見てほしい。
追記
本当のファーストウォッシュを経た自分からひとこと。
「洗うならちゃんと洗剤とか使って洗え」
今回行ったのは、「チキチキ!熱湯耐久大会!」と、「ヌクヌク!いい湯だな大会」の2種。洗剤は不使用で、擦りやかき混ぜと行った動作は行わず、主に染みている汗やニオイのもとである菌かなにかを洗い流すため行った。
糊が落ちてしまうと模範的な色落ち道に悪影響を及ぼすかもしれないというのをネットで見たが、しらん。ただ、よくわからないけど、落とすなら買ってすぐ、穿く前に糊を落とすべきなのかもしれない。
ネットで調べたところ、ジーンズに熱湯をかけることを推奨する記事は見つからなかったが、熱湯に否定的な人もいないことや、綿にお湯をかけてもどうせ乾くだろうという思考のもと行った。多分大丈夫。
ごめんな、僕には無理だったよ。責めるなら僕の汗腺を責めてくれ。
除菌になると良いなと思いつつ、熱湯をかける。今思えば、なんでこんなことをしたのかわからない。
そして、50度くらいのお湯に折りたたんで入れた。本当はおっきな桶でやるべきだけど、そんな桶はうちにないし、買っても置くところがない。浴槽やシンクでやった日には、夢のマイホームを汚されたとして父親に勘当されかねない。
どうやらこの黄色いバケツは、僕が幼い頃にきたないオシメやらオムツやらを入れていたらしいが、きっと時効だろう。いっつもコレで靴とか洗ってるし。
干し。もう少しスペース確保してあげたかったな
あんまりうまく写真が撮れていないのだが、体感で言えば、正直色落ちは感じていない。バケツの水も、若干黄色いくらいで青みはなかった。黄色いのは糊だとか。
若干、太陽光下では膝辺りの青みを感じた。
環境が違うので参考にはならないが、一応一ヶ月経過時に撮影したもの。
洗ったあとに穿いた感想。これといって変わらない気がした。若干初めて穿いたときのような硬さもしたが、穿いているうちにすぐ戻った。この日帰ったあとにニオイを嗅いだところ、もちろん臭くなかった。すっかり秋になり涼しくなってきたので、汗を気にすることなく更なる穿き込みを行いたいところ。
あと、あまりにもこの写真での僕の足が細すぎる。筋トレのメニューにスクワットも追加しておこう。
それでは、今度は2ヶ月経過後の報告でお会いしましょう。
お相手は、茶髪にして量産型に成り下がってしまった野沢でした。
Written by Nozawa.